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猫に柔軟剤は危険?

2024年6月27日

先日保護猫団体に使用済タオルを寄付しようとした際に「柔軟剤を使用しているタオルは不可」と記載ありました。
我が家では、飼い主である私がもともと柔軟剤の強い香りが苦手なため、柔軟剤を使用していないのですが、猫にとって柔軟剤は危険なのでしょうか。

猫に柔軟剤が危険と言われる理由

柔軟剤は衣類をふんわりそしていい香りにするために化学物質が使用されています。
衣類をふんわりする成分には陽イオン界面活性剤、香りづけの成分には人工香料、エッセンシャルオイルなどがあります。
そして、柔軟剤が猫に危険と言われる理由は、柔軟剤に含まれる化学物質に猫の体に良くないものがあるからです。

香料、特にエッセンシャルオイルは要注意

猫にとってエッセンシャルオイルは非常に危険です。なぜなら猫の体に吸い込まれたエッセンシャルオイルは解毒できず、体内で蓄積されてしまい、中毒症状を起こしてしまいます。
また、人工香料等の化学物質も猫の体で解毒するための肝臓に大きく負担をかけてしまうそうです。

香りが強すぎる

人間にとって良い香りと思われるものも、猫にとっては必ずしも心地よい香りであると感じているわけではありません。
また、猫は人間よりも匂いに敏感ですので、人間にはちょうどよい香りの強さも猫には香りが強すぎると感じてしまうことも多いです。
柔軟剤の場合、香りが残り続ける効果もあるため、猫が触れた飼い主の衣服等から猫の体に香りが移ってしまうこともあります。
特に最近の柔軟剤は香りがより強いものが多いので、知らない間に猫にストレスを与えているかもしれないのです。
また、柔軟剤以外でも洗濯洗剤にも強い香料が使われている場合、猫に与える影響がありますので、洗剤の香りについても注意が必要です。

柔軟剤を使用する場合の注意点

猫に危険な可能性があるので、猫のためには柔軟剤はなるべく使わない方がいいですが、どうしても使用したい場合は、なるべく猫の負担にならないように注意して使用しなければなりません。

猫が触れるものには柔軟剤は使用しない

猫のタオル、布団やおもちゃなど、猫が日常的に触れるものについては柔軟剤を使用しないようにします。
人間の洗濯とは分けるようにして、なるべく猫が柔軟剤の成分に触れないようにしましょう。

無香料の柔軟剤を選ぶ

猫のものは柔軟剤を使用しないとしても人間用の柔軟剤に強い香りがあれば、猫の暮らす環境は香りが強くなってしまいます。
そのため、使用する柔軟剤は無香料のものを選ぶのが安心です。

まとめ

猫にとって柔軟剤の成分、特に香りはよくないものであるということがわかりました。
猫と暮らす際は、なるべく香りのないものを使用するようにし、柔軟剤については極力使わない、使う際も人間のものに限る、といった配慮をした方が良いでしょう。

住まい,健康

Posted by なかみー