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猫は何時間寝る?

猫を見ていると、ほぼ1日寝ているように見えますが、大体どのくらい寝るのが十分な睡眠時間なのでしょうか。

猫の平均睡眠時間は?

猫の平均睡眠時間は成猫は12時間~16時間、子猫は20時間程度と言われています。
ただ、猫の場合、深い眠りのレム睡眠は睡眠全体の2割程度だそうで、寝ていても物音なのですぐに起きるのは浅い眠りのノンレム睡眠である状態だからです。
猫がノンレム睡眠の時に夢を見て寝言を言うこともあります。詳しくはこちらでご紹介しています。

また、猫は一度に長く眠るだけではなく、1日のうちに何度も睡眠を繰り返して睡眠をとるので、寝たり起きたりを繰り返しています。
ただ、ぐっすり眠れるレム睡眠の時間が短い猫は長生きできないとも言われています。
野良猫の寿命が短いのは常に緊張状態でぐっすり眠れる時間が短いことも一因かもしれないです。

人間と同じように猫にとっても睡眠は健康のために大切です。

猫はなぜ長く眠るのか

猫が長く眠るのは、体力を温存するためです。
猫はもともと肉食で、一度で高カロリーの食事をしますが、消化にはエネルギーが必要となるため、食事後に寝ることでエネルギーの消耗をなるべくしないようにするのです。
また、獲物を見つけた時にすぐに追いかけて捕まえられるように普段は体力を温存しています。

飼い猫では体力の温存をする必要はないですが、猫には野生の感覚が残っているのです。

猫が安心して眠ることができるように

猫は警戒心の強い動物ですので、にぎやかな場所、人の出入りが激しい場所は落ち着かずゆっくり眠ることができません。
猫が静かに眠れるように静かな場所をいくつか作ってあげるようにしましょう。
また、ドームなどの暗くて囲まれ場所、キャットタワーの上などの高い場所、明るく日当たりのよい場所など、猫によって好みの場所もそれぞれですので猫の性格に応じてお気に入りの場所を作ってあげると良いでしょう。


夜行性の猫が夜眠るようになるには

猫は一般的に夜行性で、夜中に急に大騒ぎを始めて夜眠れない、という経験をされた飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ですが、飼い猫の場合、飼い主の生活リズムにだんだん合わせて生活をできるようになります。
私が猫を飼って、気を付けていることは以下です。

  • 明るい時間にできるだけ猫と一緒に遊ぶ時間を長くとるようにする。(特に朝)
  • ご飯をあげる時間をきちんと決めて、それ以外の時間は猫の要求に応じないようにする
  • 夜騒いでも反応しない

飼い主も仕事をしていたりするので昼間の時間を猫のために使うのはなかなか難しいですが、なるべく朝型の生活にして、猫と遊ぶ時間を作って、猫が体を動かすと、夜にはそんなに騒がないです。
また、猫のご飯の時間を決めて、それ以外の時間に応じなければ、飼い主が寝ている時間=ご飯はもらえない、と分かるので、あきらめておとなしく寝るようになります。
猫の夜遊びに悩んでいる方は試してみましょう。
夜泣きにはストレスもかかわっていることがあるので、その場合はフェリウェイを活用してみるの良いでしょう。


長い眠りには病気が隠れている可能性もある

猫が1日ずっと寝ていたとしても、もともと長く眠る習性なので心配はいりませんが、時に病気が原因の可能性もあります。
猫は自分の弱みを見せないように痛いことを隠す習性があります。
そのため、体の具合が悪いときに、隠れて起きてこないことがあるのです。

ただ、このような場合は、いつもの寝姿と違ってうずくまっている、ご飯の時間になっても起きてこない、など普段の猫とは違う様子が見られると思います。
猫の様子がいつもと違って元気がなく眠っているように思われるときは、動物病院に連れて行った方が良いかもしれないです。

まとめ

猫は長く眠る生き物ですが、ぐっすり眠る時間は人間のように多くありません。
できるだけ安心して眠れる環境を飼い主として整えてあげたいですね。