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猫飼いの集合住宅での配慮

私はペット可のマンション住まいですが、ごくまれにペットを飼っている人向けの注意事項の貼り紙を見ることがあります。
ペット可といえども近隣の方への配慮をして暮らしていく必要があるのです。

猫を飼っている人に対する近隣の人の苦情

戸建てと集合住宅とでは苦情の内容が異なってきますが、どちらにも共通していることは

「周囲の人が必ずしも猫を好きだとは限らない」

ということをきちんと配慮していれば避けられる苦情がほとんどではないかと感じます。

私の暮らしている集合住宅でよくみられる注意事項としては

  • ペットの毛がベランダに干している洗濯物に付着する
  • ペットのにおいが部屋の外に充満している
  • 深夜や早朝にペットの鳴き声がして迷惑

猫を飼っている私が読んでも、これは十分迷惑です。私自身、自分も当てはまらないかと日ごろの行いを顧みる機会にもなります。
そして、これらのことは猫を飼っている人の少しの配慮で避けられることではないかと思います。

部屋の外は猫を飼っていない人にとっても共用の場所である

ペットを飼っている人に対する苦情に対して、「ペット可の住居に住んでいるのだから理解して我慢するべき」という意見がありますが、本当にそうでしょうか。
私は猫は大好きですが、自分の猫の抜け毛は仕方ないと思いますが、他の猫の毛が自分が洗濯した衣類に付着してしまうと思うと不快です。
猫をあまり好きではない人にとってはなおさらだと思います。

猫の抜け毛を防ぐことはできません。
ですが、猫の抜け毛を部屋の外に出さないように気を付けることはできます。
私が気を付けていることは以下のことです。

  • 洗濯物や布団などを外に干さない
  • 部屋の掃除は部屋の中で完結し、ベランダなどで猫の持ち物(ベッドや布団など)をはたかない
  • 空気清浄機を使用する
  • こまめに部屋の掃除を行い、部屋の中の猫の抜け毛がたまらないようにする

猫の毛の付着したものを共用部分に出さないことが一番大切です。
「そうすると部屋が猫の毛だらけになるではないか」という人がいるかもしれませんが、こまめに掃除をすれば猫の毛は掃除機に吸い込まれますし、空気清浄機を使えば猫の毛が空気中に舞うことはかなり防げます。
外に洗濯物を干すことができないのは不便と考える人もいるかもしれないですが、ベランダへの行き来の際に猫の脱走のリスクもあるので、なるべく窓の開け閉めの回数を減らすことになります。

猫の排泄物などはにおいに注意する

猫の排泄物や吐しゃ物を処理することは猫を飼っている人にとっては日常茶飯事です。
それは放置しておけば臭いがするのは当たり前のことです。
いくら猫が好きでも臭いのは不快に感じる人は多いですが、そのため、においのするものをベランダや外など他人に影響のある場所に放置してしまうのは言語道断です。
猫を飼っている以上、その猫の排泄物などにも責任を持つのは飼い主として当然です。
今はにおいを遮断するビニール袋もたくさん出ていますので、そのようなものを使用してこまめに猫のトイレなどを掃除しにおいが付着しないように気を付けましょう。


猫の騒音対策

猫は夜中に突然大運動会を始めたり、夜泣きをしてしまうことがあります。
ごくまれにであれば許容範囲と思いますが、連日となると近隣の人も迷惑を感じるのはやむを得ないことでしょう。
猫が夜中に大騒ぎするのは昼間にゆっくり睡眠をとって元気になっていることが一因です。
なるべく、日中の明るい時間に一緒に遊ぶ時間を取るようにして夜疲れて眠れるように生活リズムを整えてあげる必要があります。

夜泣きについては、猫のストレスも影響しているので、活動量の調整だけでは解決できないかもしれません。
まずは猫にストレスになるようなものがないかを生活を見直してみましょう。
たとえば、フェリウェイのようなものを利用してストレスを軽減することも一案です。


まとめ

猫を飼っている人は周囲の人が猫を嫌いだということが理解できないかもしれません。
ですが、必ずしも周囲の人が自分のように猫が好きではないということを想像して、自分の暮らし方を顧みてみましょう。
周囲の人へ配慮することは自分と飼っている猫にとってより暮らしやすくするために大切なことです。

住まい

Posted by なかみー